カイコの血球細胞を観察してみよう｜イベント

生き物には体内に微生物などの異物が侵入した際、それを排除しようとする仕組み（免疫といいます）があります。

このプログラムではカイコの幼虫を用いて、血液に含まれる血球細胞（血液に含まれる各種の細胞）の種類と機能を顕微鏡で観察し、さらにその役割への理解を深めます。

東京農工大学の教授・天竺桂　弘子（たぶのき　ひろこ）氏による特別授業です。

【後援】東京農工大学・【協力】日本蚕糸学会

お電話またはフロントにて受付しております

文化スポーツ教室「カイコの血球細胞を観察してみよう」を開催しました。

小学校３年生から中学生まで幅広い子どもたちが、東京農工大学の天竺桂先生の特別授業に参加してくれました。

はじめに、血液に含まれる成分の役割の説明やヒトとカイコでは成分が異なることなど、わかりやすいスライドで説明してもらいました。

続いて、カイコから血を分けてもらい、顕微鏡で観察しました。

顕微鏡を触ったことがない子たちもいるので、TA（Teaching Assistant）さんにサポートしてもらい、みんなで集中して授業を受けることができました。

イベント後には「ほかの昆虫の血も見てみたい」「ほかの昆虫の翅も見てみたい」など、理科に興味を持ってくれた子の感想を聞けたほか、「大きくなったら農工大にいく」と進学表明をしてくれた子もおり、楽しく学べる機会となりました。

今回のイベントに参加してくださった皆様、暑い中ではございましたが、ご参加いただきありがとうございました。

また東京農工大学様、日本蚕糸学会様におかれましても、イベントを支えていただきありがとうございました。