１０月１３日～１４日に社会教育事業「Try!! Kid's English guide around Mt,Takao!!」を開催しました。

一日目

朝、受付を済ませた子ども達は早速グループごとに集まり、仲間達と自己紹介などをして過ごしていました。

荷物を置き、グループのメンバーが揃ったグループから研修室に移動し、全体が揃ったところで開会式を行いました。

緊張した面持ちのメンバーもいましたが、全体の雰囲気としては楽しみ・興味津々という表情が多いのが印象的でした。

開会式の後は多目的室に移動し、みんなでレクリエーションを行いました。

馴染み深いジャンケンを使ってとにかく勝ちまくるゲームやグループごとに間違えないようにジャンプするゲームなどで

心と体をほぐし、レクリエーションの最後にはグループのみんなで何かに見える想像ゲームをし意見を交わしながら協力して

たくさんのアイデアを捻出しておりました！子ども達のアイデアは大人には思いつかないものばかりで驚かされました。

たっぷり遊んだ後は、グループごとに過ごす時間としました。

昼食を会話を楽しみながら食べたり、翌日のガイドするときに使う外国の方が呼びやすいガイドネームを考えたりして過ごしました。

準備が早く済んだグループは、原っぱでボールを使って遊んでいるところもありました。

午後は高尾山で実際に外国の方にガイドをしているボランティアサークルの「TENGU（てんぐ）]の方々を講師にお招きし、レッスンタイムとしました。

ちなみにTENGUの由来は高尾山に住むと言われている「天狗（てんぐ）」から名づけてられており「Takaosan English Guide」の頭文字でもあります。

レッスンの始まりは、まず高尾山の紹介ムービーを見たり、高尾山の３つの日本一をクイズ形式で当てたりして高尾山について学びました。

高尾山について少し触れたところでいよいよ英語を使ってレッスン！まずは挨拶の仕方と自己紹介の仕方をレッスンしていきました。

レッスンしたら早速実践！みんなの前で英語で自己紹介をしたり、ガイドネームを書いた名刺交換ゲームなどを通して楽しみながら自然と英語に触れていきました。

次に少しだけガイドの仕方に触れ、みんなの頭が一杯一杯になってきたころ、おやつタイムをとりました。

疲れた脳に糖分を補充し、まだまだ元気なみんなは休憩時間ではありましたが鬱憤を晴らすかのように思いっきり遊びまわってました。

束の間の休憩時間を楽しんだあとは、再びレッスンタイム！

今度はより実際に近い形となり、マップを用いてケーブルカーの駅まで案内する方法や周辺施設の行き方など練習しました。

各グループにTENGUの方やリーダーがついて一対一で練習したり複数名で絵を並び替えて正しい流れを考えたりと色々な方法でレッスンしていきました。

学んだことを忘れないように子ども達は一生懸命メモをとる姿はとても印象的でした。

みっちり３時間のレッスンタイムを終えた頃には少し疲れた表情も見受けられましたが、それ以上に達成感と期待感が高まっているように見受けられました！！

その後は客室に入り仲間と協力しながらベッドメイキングをしたり、荷物の整理、お風呂の準備などした後、レストランに移動し夕食をとりました。

夕食後は今日一日のレッスンタイムを振り返ったり、翌日に行うガイドをする順番を決めたりと振り返りと作戦タイムを行う時間としました。

この時間もみんな怠けることなく、積極的に意見を交わし、打ち合わせを行っておりました。

その後は入浴し、明日に備え就寝としました。

二日目

朝起床したらまずチェックアウトの準備をしました。使った部屋を使う前よりきれいになるようにシーツを剥がしてまとめたり、お部屋の掃除をしたり、荷物をまとめたりと朝から大忙しの時間となりました。

その後は朝食をバイキング形式でとりました。みんな思い思いのおかずをとっておりましたが、しっかりと野菜をとってバランスよく食べていました。

食べ終わったグループからごちそうさまをし、部屋に戻りガイドを行う高尾山口に向かうための準備を整えました。

いよいよ出発の時間となり、バスに乗り込み、道中ゲームをしながらあっという間に高尾山口駅前に到着しました。

ここからはTENGUの皆さんと一緒に観光に訪れた外国の方にガイドに挑戦！！

最初は外国の方が少なく、見かけても中々声をかけられないでいましたが、１グループが勇気を出してトライしたら、勇気が伝染しどのグループも積極的にガイドにトライできました！

一度ガイドをするとどんどん積極的になり、電車が到着する度に外国の方を待ちうけ、見かけるとすぐにアタックしていました！

英語を今まで話したことがなかった子も、外国の方が気さくに、そして笑顔で対応してくれると、拙いながらも英語でガイドを頑張っていました。

ここでの時間は２時間ほどありましたが、ずっと立ってガイドしていたので疲れているはずですが、終了の時刻になってもまだガイドをやりたい！と子ども達は夢中になっておりました。

ガイドの最後にはTENGUの方と一緒に振り返りをし、バスに乗り込みわくわくビレッジへと帰路につきました。

その後昼食を食べ、最後の時間をグループごとに振り返りをしたり別れを惜しむように思いっきり遊んだりとグループごとに思い思いの時間を過ごし、

その後閉会式を行い「Try!! Kid's English guide around Mt,Takao!!」を終えました。

最後に

このTry!! Kid's English guide around Mt,Takao!!では英語をスラスラ話すということを目的とはしておりません。

一泊二日の様々な体験の中で、少しでも外国の方と話すことに対する心のハードルを下げること、初めてあう仲間と一泊二日を過ごすこと、そういったことに学び・成長があることを願っております。

短い事業ではありましたが、何か一つでも学びや気持ちの変化があれば幸いです。

参加いただいた皆様本当にありがとうございました！！