イベント

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わくわくの森YOUTH CAMP

わくわくの森YOUTH CAMP

開催日 2017年8月11日(金)~14日(月)
会場 高尾の森わくわくビレッジ
対象 中学生・高校生
参加費 16,500円
定員 20名 ※応募者多数の場合は抽選

「わくわくの森YOUTH CAMP」は中高生を対象とした3泊4日間のキャンプです。


テントでの生活を中心に、野外炊さんやキャンプファイヤー、川遊びなど、
日常生活ではなかなか体験できないことをします。



― キャンプの魅力は様々な体験だけではありません ―

キャンプで出会った同世代の仲間や、わくわくビレッジのボランティアリーダーたちと、
3泊4日の間、じっくりと過ごすことが "わくわくの森 YOUTH CAMP" の大きな魅力の一つでもあります。


参加者は(応募者多数の場合)抽選となるため、ほとんどの方が誰も知らない状態で参加することになります。
誰も知らない中でキャンプに参加するということはとても勇気がいることです。

しかし、そんな中でキャンプをするからこそ、学校生活とは異なった仲間と出逢い、
学校とは違う新たな世界が広がるきっかけとなるかもしれません。



この夏、わくわくビレッジで新たな仲間と出逢ってみませんか?

昨年度の様子はコチラ⇒http://www.wakuwaku-village-info.com/2016/08/youth-858-9bcd.html

お申込み

6月1日(木)~7月3日(月)
※往復はがきで申込

詳細情報はこちら(PDFファイル)

開催報告

8月11日~14日の3泊4日で「わくわくの森 YOUTH CAMP」が開催されました。

中学1年生~高校2年生の男女23名、ボランティアリーダー10名、スタッフ・看護師2名の合計35名でのキャンプとなりました。

今年は4日間のほとんどがあいにくの雨模様でした。そのため、予定していたスケジュールを変更することはありましたが、川遊びやキャンプファイヤーは無事に実施することができました。

【1日目】

集合時は、これまでキャンプに参加したことのあるメンバー(参加者)もあり、再会を懐かしむ様子が見られましたが、初参加のメンバーも多く、初めて会う仲間やリーダーに緊張した表情や少し不安な様子もみられました。

小学生対象の「わくわくの森キャンプ」と合同で開村式を行った後は、グループごとに分かれ自己紹介などをして過ごしました。まだまだ緊張しているメンバーも多く、会話の中でも少しぎこちない様子が見られました。

その後、YOUTH CAMP全員で一つの部屋に集まりレクリエーションを行いました。

じゃんけんを使った簡単なルールのゲームから、グループ対抗でのリレーなど、他のグループと競い合ったり、グループの仲間と知恵を出し合ったりして挑戦する中で、グループ内でのコミュニケーションも増え、キャンプ全体の雰囲気も少しずつ解れていき、笑顔も多く見られるようになりました。

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その後グループごとにお弁当を食べた後は、「仲夏~One for Group, Group for One~」と題し、グループ対抗でのゲーム大会を行いました。

グループの仲間全員で手をつなぎ、円を作った状態でフラフープを素早く回していくゲームや、一本のロープをグループ全員が目をつぶったまま、指定された形にするゲーム、ピンポン玉をスプーンで運んでリレーを行うゲームなど、全5種類のゲームを行い、得点を競い合いました。

グループのメンバー同士で相談しながら、作戦を立てたり、応援し合ったりする姿がみられ、白熱しながらも笑顔溢れる時間となりました。

最後には、翌日のカレー作りのトッピングを選ぶためのくじ引きが行われ、総得点の高かったグループから順にくじを引きましたが、どのグループが引く際にも、息を呑んでくじの行方を見守り、全員がくじの結果に一喜一憂していました。

その後おやつにグループごとでスイカを食べた後は、宿泊するテントの設営を行いました。

夕食後は、「謎解きはディナーの後で」と題し、グループごと与えられた謎(指令)を解くというプログラムを行いました。

謎を全て解き終わると、デザートにかき氷を食べることが出来、謎解きの答え合わせをしながら、全員でかき氷を美味しく食べました。

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【2日目】

この日は朝食後、川遊びに出かける予定でしたが、あいにくの雨であったため予定を変更し、午前中は館内でのプログラムを行いました。

前半は、3日目の夜に行うキャンプファイヤーで、グループごとに出し物をしてもらうこととなったので、そのテーマをくじ引きによって決め、その後グループごとに発表に向けた話し合いを行いました。

後半は、グループごとに指定された部屋に行き、そこで待ち構えるリーダーからのミッションをクリアしていくというプログラムを行いました。それぞれ4つの部屋では、

①グループのメンバーで人文字を作り、グループリーダーが当てるというミッション

②あるお題から連想されるものをグループで相談せずに全員で合わせるというミッション

③ホワイトボードに書かれた身体を使ったチャレンジ項目を一人ずつ選び、全員がクリアするというミッション

④ストップウォッチで画面を見ずに一人ずつ計測し、全員の合計タイムを指定された時間に近づけるミッション

にチャレンジしました。

各グループがクリアして終わりではなく、最後に一つひとつのミッションをクリアするごとに獲得した文字を、全グループで集めて並べ替えることで、ある場所が浮かび上がるというプログラムとなっていて、グループだけでなく、キャンプ全体で一つのミッションをクリアする瞬間はとても盛り上がっていました。

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昼食後は、チョイスプログラムということでメンバー一人ひとりがやりたいプログラムを選んで参加する時間となりました。

今回は、①「ホットケーキタワー作り」②「室内運動会」③「巨大アート作り」の3つのプログラムがありました。

「ホットケーキタワー作り」は調理室で行いました。ホットケーキの生地を作り、フライパンで焼き、焼きあがったホットケーキを何枚も何枚も重ね、お菓子やチョコペン、ホイップクリームでトッピングを行い、見事なタワーを完成させていました。作業を分担しながら行い、最後には美味しくいただき、完食していたようでした。

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「室内運動会」は、あいにくの天気であったため、室内で出来る体を動かす対抗ゲームをたくさん行いました。男女混ざった2チームに分かれ、千切れやすい紙テープを使った綱引きや、ボールを使ったリレーなど、一人ひとりが夢中になり競い合い、時に珍プレーに笑い合う姿がありました。

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「巨大アート作り」では、大きな布に好きな絵を描くというものでしたが、何の絵を描くか、どんなデザインにするかからメンバー同士で話し合っていました。その後、様々な色の絵の具を自分たちの手や足を筆代わりにして、思い思いに描く姿がありました。手や足で触る絵の具の感触に驚いたり、笑いあったり楽しそうに過ごしており、出来上がった作品はとても素晴らしいものとなりました。

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夕食は野外炊爨でカレーを作りました。

グループごとにかまど作りから始め、薪割りや調理、火の管理など役割分担を行いながら協力して作る様子がありました。

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前日にくじで決まったトッピングによって、それぞれのグループで味の異なるカレーが出来上がり、全グループの準備が終わると、ひとつに合わせたテーブルをキャンプ全員で囲み、カレーを食べました。他のグループのカレーも楽しみながら、それぞれおなかいっぱいになった様子でした。

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その後デザートにフルーツポンチを食べながら、クイズショーを行いました。

はじめは、「一番身長の高いリーダーは?」「リーダーのキャンプネームの由来は?」など、リーダーのクイズを中心に行いましたが、途中からは各グループから代表のメンバーに出てきてもらい、部活動についてのクイズや、腕相撲でどちらが勝つか、などメンバーが出題者として参加する時間もありました。

みんなクイズの正解・不正解にとても盛り上がっていましたが、それだけでなく、出題するリーダーやメンバーの様子をじっくりと見て予想を立てたり、相談をしたりと、クイズの結果に関わらず楽しんでいる様子が見られました。

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【3日目】

朝には雨も止んでいて、朝食後は前日に行けなかった川遊びに出かけることができました。

朝食は、キャンプでは恒例となっている「パックドック」を作りました。パックドックとは、ドックパンに具材を挟み、アルミホイルで包んで牛乳パックにつめて火をつけ、周りの牛乳パックが燃え尽きるころには温かいホットドックが完成しているというものです。今回はソーセージの代わりに厚切りのハムを挟んで食べました。

朝食後、川に向かうためのバスに乗り込みましたが、この日は男女混合のミックスグループを作り、そのグループごとで座席に着き出発しました。川への道中は、キャンプソングを歌ったり、バスの中で出来るゲームを行ったりして過ごしました。

川遊びを行う「夕やけ小やけふれいの里」に到着すると、着替え用のテントを立て、準備体操をし、いよいよ川に入りました。

川の水は予想以上に冷たかったのですが、前日から待ちに待った川遊びという事もあり、水の温度に慣れると、リーダーに一斉に水をかけたり、メンバー同士でかけあったりして、全員がビショビショになりながら、声を上げて楽しむ姿がありました。

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川遊びを終えバスでわくわくビレッジに戻ると、そのままのミックスグループで焼きそば作りを行いました。

調理室へ移動し、まずは用意された3種類の焼きそばソースと、6種類の食材争奪の「ドラフト会議」を行いました。これは、グループごとに欲しいソースや具材を相談して宣言し、他のグループと被っていなければそのまま獲得、被った場合はじゃんけんの勝敗によって獲得が決まるというものです。

その後、ドラフト会議によって決まったソースと食材によって、それぞれオリジナルの焼きそばが出来上がり、最後は全員で机を囲んで、様々な味の焼きそばを堪能しました。

ミックスグループの中で役割を分担しながら調理を行ったことで、2日目まではあまり関わりのなかった仲間同士でも会話がうまれる瞬間が多くありました。

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昼食後は、「クラフトタイム~カラフル with me~」と題し、白のTシャツを染めて、一人ひとりオリジナルのTシャツ作りを行いました。

好きな模様になるように、Tシャツを折りたたみ、輪ゴムで縛ってから、赤・黄・青の染料につけていくというものです。一人ひとり違ったたたみ方や、染料の選び方によって、出来上がったTシャツを開くと、全員素敵な模様のTシャツを作ることが出来ました。

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その後は、キャンプファイヤーで行う各グループの出し物の練習時間を取り、レストランにて夕食を食べました。

心配していた雨もキャンプファイヤーを行う前には止み、予定通り行うことが出来ました。

それぞれの出し物は、歌と踊りを披露するグループや、自分たちで考えた劇を発表するグループなど様々でしたが、どのグループもテーマに沿った内容で、いろいろな工夫がされており、とても楽しいものでした。メンバーたちは、自分たちの発表の番が来るまでそわそわしながらも、他のグループの発表を見て、声を上げて笑ったり、歌に合わせて手拍子をしたり、キャンプの全員で盛り上がった時間となりました。

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【4日目】

キャンプ最終日ということで、朝食後は荷物整理と自分の使った寝袋などの片づけを行いました。

その後、昼食には最後の食事ということで、キャンプの全員でひとつになって、流しそうめんを行いました。

ただ食べるだけでなく、流し台の準備から食べる準備も自分たちで行いました。竹にヤスリをかけて流し台をきれいにする作業、野菜を切ったり、薪を割って起こした火でそうめんを茹でたりといった食材の準備、そして竹を組み合わせてそうめんが流れるレーンを作る作業と、様々な工程を協力し合いながら、全員で準備していました。

その後は、全員で竹の流し台を囲み、そうめんを美味しくいただきました。4日目という事でグループ関係なく自由に関わり合いながら、全員で流しそうめんを楽しむことができました。

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たった4日間のキャンプでしたが、一人ひとりがグループの仲間やキャンプの仲間、リーダーたち、様々な出逢いの中で多くのことを経験し、感じたことと思います。そしてこの経験が、参加したメンバー一人ひとりにとって、かけがえのない時間となったのであればとても嬉しく思います。

また、高尾の森わくわくビレッジで逢えることを楽しみにしています。

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